🖲️編集・複製機能
AIが作成したアイデアを含め、完成しているアイデアを対象に、アイデアを構成する要素など細部の内容(テキスト内容)を編集することができます。
内容をブラッシュアップしたい場合は、編集ボタンを押下して、編集モードに切り替えていただき、編集作業を行ってください。
また、完成しているアイデアを複製して編集を行い、別のアイデアとして登録することも可能です。
🖲️手動作成機能
AIDELでは、ヒントの内容から生成AIがアイデアを自動で作成する機能が搭載されていますが、ユーザーご自身でアイデアを登録する手動作成機能も搭載しています。
ヒントから直接、アイデアサマリーの後から、完成したアイデアを複製して、という3パターンで手動作成を行っていただくことが可能です。
この手動作成については、チケット消費なくご利用いただけます。
🖲️共有機能
AIが自動作成したアイデアは、メンバー(プロジェクトの場合はプロジェクト参加メンバーのみ)に自動的に共有される仕組みとなっています。
ただし、手動で作成するアイデアについては、初期設定で非公開となっており、アイデアが完成した任意のタイミングで公開へ切り替えることができる仕様です。
この機能を利用すれば、アイデア検討の過程にある内容を他のメンバーに見られることがなく、安心して試行錯誤いただけます。
🖲️所属プロジェクト移動機能
プロジェクト外で、あるいはあるプロジェクトにおいて出来上がったアイデアを異なるプロジェクトに登録したい場合、すなわちアイデアの所属プロジェクトを移動したい場合は、アイデア一覧のページから操作していただくことが可能です。
🖲️イメージ画像作成・評価機能
詳細なアイデアをAIに自動作成してもらう場合は、イメージ画像作成やアイデアの評価も同時に行います。
しかしながら、手動作成したアイデアについては、イメージ画像作成、アイデア評価は、自動で実行することはありません。
アイデア作成・編集後、これら作成のチェックボックスがONとなっている場合、登録時に作成を行います(いずれか片方のみの作成も可能です)。
また登録後、アイデア詳細表示ページにおいて、イメージ画像作成、評価を行うことも可能です。
💡必要不可欠の骨組みを意識
AIが作成したアイデアを編集する場合、あるいは手動作成する場合、アイデアの要素の内容について、そのアイデアにおいて必要不可欠な要素だけで整理することをお勧めします。
アイデアを検討していると、ついつい「あれも、これも」となりがちで、どんどん要素や内容を追加していくケースが多く、結果としてどのようなアイデアなのかがよくわからない、あるいは丸まったアイデアになってしまう可能性が高くなります。
AIDELは、0→1の中でも、最初の第一歩である0→0.1のステージを担うことをミッションとしており、この段階では必要最低限の骨組みをしっかりと作り上げることが重要と考えます。
(肉付けしていくことは後からいくらでも可能ですが、あれもこれもと内容を盛り込んでしまうと本当に需要な要素が見えなくなってしまうリスクが高まります。)
間違っても、「それなら、あれもあるよね~」と思いながら、どんどん要素や内容を追加していくようなことは避けていただき、そのような場合は、アイデアを複製し、要素を置き換えて別のアイデアとしてご登録するようにしてください。
💡派生アイデアの検討
AIDELでのアイデア検討は、ブレインストーミングにおける理想的なアイデア出しを実現することに等しくなっています。
ブレインストーミングでは、誰かのアイデアに積極的に乗っかっていく「便乗歓迎」が推奨されていますが、AIDELでの検討も同じであり、完成したアイデアを元に、(複製して)少し内容をアレンジした別のアイデアをどんどん作成してみてください。
アイデアを構成する要素のうち、たった1つの要素の内容が変わるだけで、まったく別のアイデアになる可能性も十分ございます。
💡研究テーマの検討への利用
技術企画のシーンにおいて、どのような研究開発のテーマとすべきかアイデアが欲しい時にも、ちょっとした工夫でAIDELが機能します。
現状、技術研究テーマを直接提案するような機能は搭載していませんが、アイデアを構成する要素には必ず”リソース”含まれます。
例えばですが、候補となっている技術研究テーマを”リソース”にご登録いただき、それを利用してアイデアを検討、望ましいアイデアを完成いただくことができれば、そこに利用されている”リソース”が研究テーマとして望ましいものに等しくなります。
💡M&A候補の検討への利用
近年、M&Aにより成長を加速させるシーンが増えてきていますが、どのようなM&Aを計画すればよいかについて、ちょっとした工夫でAIDELが機能します。
現状、これらを直接提案するような機能は搭載していませんが、アイデアを構成する要素には”社外の経営資源”が含まれるケースがあります。
例えばですが、通常通りAIDELを利用してアイデア検討を行い、望ましいアイデアを完成、その要素の一つに”社外リソース”が含まれるものに着目すれば、M&Aを検討すべき重要な指針となります。つまり、そこに含まれる”社外リソース”を持つ買収先がどのようなものかを整理すれば、最初のロングリストの作成フェーズに進むことが可能となります。
(逆もまた然りであり、最初に登録するリソースを、売却したい事業に関する内容をとすれば、あとは同じ、”社外リソース”の要素を持つ事業者が売却先の候補にもなり得ます。)
☝️ゴールと目的
AIDELにおけるアイデア検討のゴール、つまりアイデア完成は、以下のようなビジネスアイデアを構成する要素がアイデアごとに整理されることにあります。
タイトルと概要
イメージ画像(なくてもOK)
アイデアの骨格(7要素)
アイデアの一次評価(なくてもOK)
現時点で、ここから先のステージについて、AIDEL内で何かを行う機能はなく、ここが一つのゴールとなります。(完成したアイデアをエクスポートする機能はございません。)
すなわち完成したアイデアの中から、具体化すべきアイデアをご検討いただき、実際に企画あるいは社内提案ステージに入っていただく流れが想定されます。
このようにアイデア完成後、AIDEL内でご対応できる内容はございませんが、ご要請があれば、矢野経済研究所がハンズオンでその先をご支援することは可能です。
☝️アイデアの型(7要素と関係性)
AIDELでは、アイデアを構成する骨格として以下のような7つの要素を定めています。
社内リソース
社外リソース
商品・サービス(機能・メニュー等含む)
提供方法
提供価値
顧客
課題
ビジネスアイデアのフレームワークと言えば、BMC(ビジネスモデルキャンパス)や、その派生形としてのLC(リーンキャンパス)などが有名ですが、AIDELでは、よりアイデア検討の着想フェーズに適した独自ノウハウに基づくフレームをご用意しています。
これらの配置は明確で、上記の1と2がこのビジネスの根幹を成す経営資源や社外の資源となり、それを使って3の商品やサービスを4の手段で提供することで5の価値を創出、そして7、8の顧客課題を価値が解決する、という関係性を持っています。
つまり、7つの要素はそれぞれ独立しているのではなく、隣接している要素と矛盾なく整合した内容で整理することが必要です。
☝️アイデアの評価内容
AIDLEにおけるアイデア評価は、AIによって自動的に実行されるものであり、初期の1次評価の結果としてご利用ください。
その評価は、市場性や新規性など、多角的視点で内容を分析し、総合的に5段階評価を行っています。
*これら評価は、今後機能を拡張していく予定です。
こちらのいずれのHelp&Tipsでも解決しない内容は、大変恐れ入りますが、直接、運営までお問い合わせください