🖲️プリセット内容の利用
リソースをご登録いただく場合、大区分選択、中区分選択、そしてリソース内容のテキスト入力という3つのステップがあります。
うち選択方式ではない最後のテキスト入力については、大区分&中区分の選択に応じたテキスト内容がプリセットされていますので、そのままご利用いただく事も可能です。
ただし(汎用性を担保するため)、抽象的なテキスト内容(リソース内容)となっておりますので、できるだけ自社の視点で、具体的な内容へと書き換えてご登録いただく事をお勧めしています。
その際、プリセットされているテキストをすべてクリアすると、ガイドとして、入力フォルダ内にプレースホルダ(テキスト)が表示されますので、ご登録の際に参考としてください。
🖲️インポート機能(一括登録)
リソースは1つ1つご登録いただく仕組みが基本となっていますが、それ以外にも、リソース一覧ページからCSVファイルを使ってインポートしていただく事が可能です。
ダウンロードファイルの書式に従って該当する内容をテキスト入力し、CSV形式でのアップロードをお願いいたします。
💡登録すべき内容
ご登録いただく”リソース”は、アイデアに利用したい自社の経営資源・ノウハウである限り、どのようなものでも構いません。
”強み”が一番わかりやすいと思いますが、”強み”は競争市場により大きく変化します。
例えば、市場調査業界にあって調査設計ノウハウは、当たり前に備えておくべきノウハウであり、”強み”でもなんでもありませんが、市場調査業務以外のビジネスシーン向けなら、このノウハウが”強み”になる可能性があります。
💡テキスト入力のコツ
体現止め(名詞での終わり)でご登録ください。
適当な名詞が出てこない場合、~の(、~する、~である、etc)”事”、で終わるようご登録ください。
ヒントでは、ご登録いただいたリソースのテキスト内容をそのまま利用してヒント内容が生成されます。
💡テキスト入力内容の粒度
ご登録いただくリソースの粒度は、できる限り小さくすることをお勧めしています。
リソースの粒度が大きい、すなわち概念レベル、または曖昧な内容でご登録いただくと、表示されるアイデアのヒントも曖昧な内容になりがちです。
粒度を小さくするということは、具体化するということとほぼ同義であり、具体化によってアイデアのヒントも具体的になっていきます。
しかしながら、単独では意味をなさない、あるいは機能しないまでに粒度小ささにすると、アイデア検討に意味がなくなりますのでご注意ください。
(登録するリソース単独で、自社・他社の何かの既存事業、アイデア、商品に組み込むこと、置き換えることができるか?という視点でご確認ください。)
💡最適な登録数
すべてのご利用シーンに共通して最適なリソースの登録数というものはなく、登録数が多いほど、あるい少ないほどアイデア検討を行いやすいという事もございません。
例えば、予断なく、ゼロベースで広くアイデア検討したい場合などは、様々なリソース登録を行うことで、多様な視点でのヒントを利用することができます。
一方、特定のリソース(例えばある商品の機能、開発した技術など)を使ったアイデアを検討したい場合などは、そのリソースのみのご登録とすることで、その制約の中でのヒントを利用することができます。
💡同一種の異なるリソースの登録
リソースは、大区分&中区分により分類された中でご登録いただきますが、同じ大区分&中区分で、複数のリソース登録を行っていただく事も可能です。
例えば、知財や特許など複数あった場合、同じ知財・IP>特許の配下に、それぞれの知財や特許の内容をご登録ください。
☝️”強み”の可視化方法
リソース登録において、自社の”強み”について限定する必要はありませんが、”強み”を可視化したい場合、以下のように検討・整理してみてください。
まず自社の事業、商品、サービスを特定します
次になぜその事業、商品、サービスを顧客が購入・利用してくれるのか?(可能ならリピート購入してくれるのか?)という視点で、その内容項目の洗い出しを行います
洗い出された内容項目1つ1つについて、そこに含まれる意義、要素、主旨などを分解できないかという視点で確認を行い、分解できるなら分解して整理します
結果、これ以上分解できないという内容項目1つ1つが、自社の”強み”である可能性が高くなります。
また最初の「なぜ事業、商品、サービスを顧客が購入・利用してくれるのか?」については、実際の顧客の声を反映させると強みへのリアリティが高くなります。
☝️なぜリソース登録なのか?
AIDELでは、リソース登録をアイデア検討の前提としています。
これは、検討すべきアイデアが、”自社のための”アイデアであることを担保するための重要な仕組み、仕掛けです。
いくら良いアイデアであっても、自社の経営資源・ノウハウが何も生きないアイデアであれば、そこに取り組むべき必然性や蓋然性は当然ながら低くなります。
ブレインストーミングでは、批判厳禁、便乗歓迎などのルールに基づき、多数をアイデアを出すことが推奨されますが、もし自社の経営資源・ノウハウが何も生きないアイデアばかりが出てくるとしたらどうでしょうか?
一方で、最初から自社の経営資源・ノウハウを生かすことを条件にブレインストーミングを行うと、無難かつありきたりのアイデアしか出てこなくなります。
これら矛盾を解決できるのがAIDELの強みの1つであり、その重要なポイントがリソース登録となります。
こちらのいずれのHelp&Tipsでも解決しない内容は、大変恐れ入りますが、直接、運営までお問い合わせください